
女性は恋をするとキレイになるといいますよね。
実際、彼氏ができたりして急にとってもキレイになる人っています。あれは、女性ホルモンと関係があるんでしょうか。
実は「女性ホルモン」と名づけられてはいますが、女性ホルモンと性フェロモンは無関係。恋をしたからといって、ホルモンの分泌が盛んになるわけではないのです。
なんだ関係ないのか・・・と思ってしまいますが、だからと言って全く連動していないわけでもないのが、ヒトの体の面白いところですね。
魅力的な女性はホルモンがつくる
女性ホルモンが分泌される視床下部は情動をつかさどる場所でもあります。
だから、女性ホルモンの分泌が盛んな人は、感情が豊かともいえる。つまり喜びの表現など、感情表現が豊かで態度もメリハリがある。
そのため、視床下部が不活発な女性より魅力的にみえる、という側面はあるのです。
面白いのは、性フェロモンと無関係だから、色気を感じるタイプでなくてもモテる女性がいるってことですね。
性的な魅力と直結していなくても、陽気で感情表現の豊かな人が魅力的なのは、性別関係なく人間的魅力につながるからなのか・・・と思ったりもします。
よく笑いよく眠り、感情豊かに暮らすことは、ホルモンの分泌に一番大切なことなのかも。
女性らしい身体を作るのはホルモンのしごと
ちなみに女性ホルモンは性フェロモンとは無関係ですが、肌のハリや女性らしいプロポーションを造るもの。
だから分泌バランスがいい人は、肌のツヤもよく女性らしい体つきになるので、やっぱりそうでない人に比べれば魅力的です。
女性特有の、曲線を描く体つきも、艶のある豊かな髪も、女性ホルモンがつくるもの。均整のとれたプロポーションは、男性を惹きつけるのみならず、女性が見ても美しい、と感じるものです。
不特定多数の異性にモテるため、と考えるとバカバカしい気もしますが、ホルモンの分泌バランスがいいということは、イコール健康であるということ。
そう考えるとやっぱり、バランスがいい方がいいに決まってます。
モテたい訳ではなくても、女性ホルモンの分泌バランスを良くしておくことは、いろいろと良い効果が期待できそうです。