女性の一生のうち、女性ホルモンがバランスよく分泌される時期は、ほんの15年程度といわれています。

その時期にあたる20代から30代は、女らしさのピークというわけですが、外的ストレスやら不規則な生活で、ホルモンバランスをくずしてしまうこともよくあります。

体毛が濃くなったり、あごにヒゲが生えてくる、なんてこともあるし、肌荒れしたり髪が薄くなったりすることも。

どちらにしても女性にとって嬉しいことではないので、なんとか女性ホルモンを増やし健康であろうと考える人は少なくないです。

そのため、女性ホルモンに似た働きをする成分を含んだサプリメントも開発されており、利用している人も多いですね。

婦人科で処方される、ピルとかエストロゲンのようなホルモン剤は強力な効果がありますが、それだけに簡単には処方されません。

副作用の心配もあるし、お医者にかかるほど不調なわけでないなら、手軽なサプリメントを利用しようという人が多いのもうなづけます。

しかしサプリメントに配合されている成分も、すべてが実験されて効果が確認されているわけではありません。

中には科学的な根拠が全くないものもあるので、選ぶときには注意が必要ですね。

 

比較的研究が進んでいる成分の中でも、植物由来のものは特に多くサプリメントに使われています。

代表的なのがプエラリアミリフィカやブラックコホッシュ

プエラリアはタイに自生している植物で、根の部分からの抽出物がエストロゲンとよく似た構造をしています。かなり強い女性ホルモン作用を持っていることが研究で分かっているそうで、他の薬やハーブ類と併用するときは注意が必要です。

また、ブラックコホッシュはインディアンが昔から利用していた薬草で、アメリカでは更年期症状を軽減するサプリメントとして人気が高いのだとか。これには女性ホルモンを補助してくれる成分である、トリテルペン配糖体が含まれています。

研究結果では、効果がみられるまで4週間程度の時間が必要ということが分かっているそうですが、治療薬としては強力なので、やはり他のハーブと併用の際には注意が必要とか。

穏やかで飲み合わせの心配が少ないのは、イソフラボン。イソフラボンにはさまざまな研究結果があり、決定的に効果があるともないとも言えないようですが、他のサプリメントと併用しても心配が少なく、安心ではあります。

 

効果を感じやすいということは、効き目が強いということでもあるので、やはり取扱いには注意が必要です。

特に注意が必要なのは、妊娠中の人と、婦人科系の疾患のある人。女性ホルモンを増やすことで、悪化する場合もありますから、まずは自分が健康体かどうかを確認しておく必要があります。

自分に合ったサプリメントを見つけるためにも、自分の状態を把握し、何が必要なのかを確認しておくことが必要だと思います。