女性ホルモンのバランスが崩れて不調になるのは、更年期を迎えた女性だけとは限りません。

PMSの症状が重い人は、セロトニンの分泌が足りないことが多いそうです。

セロトニンの分泌が不足すると、PMSの精神的な症状に結びつきやすいのだとか。

もともとウツっぽい気質の人が生理前に余計に落ち込みやすくなったりするのも、セロトニンの分泌不足が関係しているんだそうですよ。

セロトニンは日中に多く分泌され、夜は分泌が少なくなるホルモンです。

昼夜逆転の生活をしていたり、全く外出せず日に当たらない生活をしていると、よけい分泌不足になります。

 

セロトニンは身体の色々なリズムを整える仕事をしています。睡眠の周期や食欲、体温調節、痛みを感じることも、セロトニンの働きのひとつです。

脳内のドーパミンやノルアドレナリンなど、感情的な情報を調整して、精神的な安定を図るのです。

とても大事なホルモンのひとつですね。

 

生活改善が、ホルモンバランスの近道

セロトニンに限らないのですが、ホルモン分泌のバランスを良くするには、結局健康的な生活をするのが一番ということになります。

規則正しい生活、バランスの良い食生活と睡眠、そして適度な運動をすること。

「そんなこと、分かってるわよ!」

と叱られそうですが、実際に生活を改善していかないことには、ホルモンを増やすことは難しいんですよね。

 

セロトニンを作る力は男性の方が1.5倍ほど高い上、女性はセロトニンの生成に必要なトリプトファンという成分が不足すると、健康な男性の4分の1ほどの生産量になってしまうのだそうですよ。

だから女性は、男性よりしっかりとホルモンバランスを意識して生活しないと、困ったことになりがちなのです。

セロトニンの分泌を促すには、ある程度日光を浴びること、トリプトファンの豊富な食べ物(あずき・大豆食品・ナッツ類・バナナなど)を食べること、そして恋をすることが大切だそうです。

本当に恋人を作らなくても、妄想するだけで効果があるそうですよ。

好きな俳優でも歌手でも、小説や漫画の登場人物でも良いので、その人とデートするつもりで服や髪型を考えたり。

メイクはどうするかとか、どこで何を食べるとか、そんなことを想像すると、セロトニンの分泌に役立ちます。

 

周期でいうと、生理が終わって1週間ほど経った頃、妄想トレーニングは効果的だそうです。

好きな人とキレイなものを見たり、美味しいものを食べたりして感動を共有する妄想がセロトニンの分泌を促し、気分を高揚させるんですね。

お金も時間もない場合でも、てっとり早くできる方法です。ぜひ、試してみてください。