減ってしまった女性ホルモンの影響は、まず肌と髪に現れます。

気分が落ち込む、忘れっぽくなる、といった症状が出てくるのはそのあと。

肌と髪は毎日、自分でも見るものだし、年齢が出るところなので気になりますよね。

女性ホルモンを肌から補給することはできませんが、ホルモンの影響で若いころとは違う状態になっている肌に、若い時と同じ化粧品をつけていてはあまり良くないと思います。

ですから、ホルモンの影響を感じるようになってきたら、化粧品も年代にあったものを選んだ方がいいと思います。

 

肌と髪にホルモン不足の影響が出てくるのは、40代後半になってからが顕著です。それまでは水分量も多く、ハリのあった肌がたるみ、シミが増えてきます。

太さと重さがあった髪も、水分を保てずパサつきがちになってきます。

それらを改善するには、生活習慣を整えることや運動することが一番ですが、ホルモンバランスが崩れがちな年代むけの化粧品を使うことも、改善のために役立ちます。

以前は、化粧品は同一のメーカーでも価格帯が違うシリーズが複数あり、比較的安価な製品は、予算の関係で若い人が使い、値段の高いものは余裕のある年代の人が使う、ということになっていました。

しかし最近では、年代によって必要な成分が違うことが分かっています。女性ホルモン不足によるハリのなさを補う成分を配合している化粧品を使いましょう。

 

まず手始めには、セラミド、ヒアルロン酸、リピジュアなど、皮膚の中で水分を保ち、バリア機能を高める成分が配合されている化粧品を使いましょう。

これらの成分は、もともと肌に存在する物質なのでトラブルが起こることも少ないです。クリームや乳液、美容液などさまざまな化粧品に配合されていますので、自分が一番使いやすいものから選ぶと良いと思います。

個人的には、化粧水など手軽に使えるものから替えていくといいと思いますね。

 

アンチエイジング効果を謳って配合されている成分もありますが、自分に合う・合わないがあるので、まずは自分の肌の状態をつかむことが大切。

また、プラセンタなど独特のにおいがあるものもあります。効果は申し分ないけど、においが嫌で使うのがストレス、という場合は、無理に使わない方がいいと思います。

女性ホルモンが不安定な時期は、ちょっとしたことが大きなストレスの原因になるもの。

なるべく気持ちよく使えるものを選んでおくのが肝心ですね。

 

化粧品で女性ホルモンを増やすことはできませんが、コンディションが整って肌や髪の調子が良くなれば、気分も良くなります。

うきうきとした気持ちになることは、女性ホルモンの分泌にも役立ちますから、たかが化粧品と思わず、年代にあったものを使っておくといいと思います。