関節は骨と骨をつないでいます。

身体のいろんな動きに対応するため、曲げ伸ばしを繰り返したり支えたりと忙しく働き、大切な役目を果たしています。

絶えず動かしているし、大きな力がかかるので、関節の端の骨はクッションのような物質に包まれています。

いわゆる、軟骨というものですね。これがあるため、骨と骨が直接ぶつかり合わずに済んでいます。

この軟骨部分は、激しい運動や加齢によって疲労します。回復を待たずに動かし続けたり、不足した栄養素を補給しないでいると、炎症が起きたり、擦り減ったりします。

その結果、関節がスムーズに動かなくなり、骨同士がぶつかって痛みを感じるようになったりするのです。

 

女性に限らず、加齢によりこの関節痛は起きるのですが、女性ホルモンであるエストロゲンは、分泌が減ると関節痛が起きやすくなることが分かっています。

そのため、若くても女性ホルモンの分泌バランスが崩れてしまうと、更年期のように関節痛が起きることがあるのです。

軟骨をよく働くようにするには、コンドロイチンなどの栄養素を摂り、適度に運動して筋力をつけ、関節にかかる負担を減らす必要があります。

関節が痛いときには運動できませんが、まったく動かさないようにしていると筋力が落ちてしまい、よけいに関節に負担がかかる結果になります。

そのため、軽い運動は不可欠。運動はホルモン分泌のバランスをとるのにも有効です。ウォーキングや、ゆっくりの動きの筋力トレーニングなどを日常に取り入れましょう。

 

なお、女性に多い関節リウマチは、免疫の異常で女性ホルモンとはあまり関係がありません。30代から50代の女性に多い病気のため、更年期と混同している方も多いようですが、原因も治療も違うので、きちんと医師の診察を受けることが大事ですね。

リウマチの症状に多いのは、朝、手の指がこわばるようになり、指の関節が腫れる、ほかの関節にも痛みが広がる、というものです。そんな症状が出たら、婦人科ではなく整形外科を受診したほうが良いですね。