現在の医療では、女性ホルモンは補充することが出来ます。

更年期を迎え、自力ではバランスよく分泌できなくなったホルモンを、外から補充することで、つらい症状を緩和することができるのです。

医師の診断の上で、外から確実に補充できるのですから、これ以上確かに「女性ホルモンを増やす」手段はありません。

しかし、そのタイミングや必要性については、人によってバラバラなのが現状です。

ストレスの多い生活をしていたり、若いころに無理なダイエットをしていた、という人に多く見られるのが、30代なのに更年期のような症状が出てしまう、というものです。

身体の状態によっては、若くても補充方法を勧められることもあるようですね。

 

逆に、閉経したのに更年期症状を全く感じない、という人もいるそうです。

卵巣から女性ホルモンが分泌されなくなったあと、副腎から代償的なホルモンが出る人の場合、平件前後も全く不調を感じないものだそうです。

そのままずっと不調がない人もいるし、60歳を超えたあたりで副腎からもホルモン分泌がなくなると、いよいよ更年期のような症状が出る人もいるそうです。

本当に人それぞれですね。

時期はさまざまにしろ、生活に支障が出るほど体調が悪いのに、ガマンする必要はありません。

女性ホルモン不足による体調不良が疑われるなら、まずは婦人科に行き、ホルモンの量を調べてもらうのが良いと思います。

 

即効性はあるけれど、全能ではないホルモン補充

女性ホルモンの補充療法には即効性があります。

大部分の人は、ほんの数日で長年苦しんでいた症状が治まってしまうとか。長い人でもひと月くらいで効果を感じるといわれています。

ただ、症状によってはすぐに改善を感じられないものもあるようですね。

その原因としては、更年期の症状が非常に多岐にわたっているし、感じ方には個人差が大きい、ということがいえそうです。

たとえば、めまい・肩こり・頭痛などの症状は、比較的早い段階で改善を感じる人が多いようですが、イライラなど心理的なものはなかなか治まったとは感じにくいようです。

全ての症状に魔法のように効く、ということはないので、過度の期待は禁物だと思います。

では治まらない症状に関してはガマンするしかないのかというと、決してそうではありません。

医師に細かく症状を話し、気になること、改善できたことなどを伝えることで、少しずつ痛みや辛さを取り除くことが出来ると思います。

場合によっては、かかりつけを変えることだって考えてもいいと思います。

女性ホルモンを補充するかどうか、補充するとしたらどのタイミングで始めるかは、年代ではなく医師との相談で決めていくのが良いと思います。

生活に支障をきたすほど具合が悪いわけではないのに、美容目的でホルモン補充を求める人もいます。

そういう人には医師も積極的には補充を勧めないようですね。