セクシーな人からはフェロモンが多く出ている、という話が流行ったことがありました。

美しくセクシーな女性は、女性ホルモンもフェロモンも多く分泌されているような言い方をされていましたが、ホルモンとフェロモンは全く関係のないものです。

元々、人間にとってフェロモンは大変「イメージ的」なもの。動物同士が発情期や危険を仲間同士で知らせ合うために発散する、何らかの匂いの物質だそうです。

動物に備わっているものですから、その昔は人間もぷんぷんと発散していたのかも知れません。でも、人間は言語など他の意志疎通方法が発達したため、フェロモンを感じ合う能力が退化したとされているそうです。

セクシーな人がフェロモンをたくさん発しているというのは、完全にイメージなのです。

確かに、体から発散されるものなら、テレビの画面や印刷物を見ているだけの私たちに、その人のセクシーさが伝わるわけはありませんね。

大部分は視覚や聴覚から入ってくる情報により、その人がセクシーだと感じるわけです。

そして女性ホルモンとセクシーさもまた、実は関係のないものです。

女性ホルモンは肌や髪のツヤを良くするといわれており、女性らしい曲線のついた体を作る働きもしますが、性ホルモンとは全く関係ないそうです。

もちろん、女性ホルモンがバランスよく分泌されていれば、健康でハリのある体になります。そういう点で、魅力的な人になるということはあると思います。

でも、それがイコールセクシーだというわけではないんですよね。

女性ホルモンはあくまでも健康であるためのものだし、フェロモンは今の人間にはあまり縁のないものだというわけです。