人間の体の状態は、色んなホルモンの働きによって維持されているそうです。

でも、その量は本当にほんのわずかで、ひとりの人が一生の間に分泌するホルモンを全部集めても、スプーンに2,3杯程度の量なんだそうですよ。

どんなホルモンも、微量でその働きを全うするものだということですね。

しかも、その微量なホルモンが分泌されるバランスも繊細なため、多くても少なくても体は不調になります。

健康であれば、ホルモン同士の働きで分泌量はうまくコントロールされるそうですが、生活が不規則だったり、ストレスが多かったり、過度なダイエットをして栄養不足になっていたりすると、ホルモンバランスはどんどん崩れていきます。

 

体の不調がホルモンの分泌を狂わせ、バランスをくずしたホルモン分泌がまた体調を悪くさせるという、悪い循環ができてしまうんです。

特に、女性の体調のリズムを作っている女性ホルモンは、脳の視床下部や脳下垂体、または卵巣機能などの働きに不調がおきると、たちまち分泌が乱れます。

その結果、月経不順や月経困難などがおき、卵胞ホルモンであるエストロゲンが減少。そして肌のハリがなくなったり、骨粗しょう症を起こしやすくなったりします。

女性ホルモンを分泌させようと、視床下部が活発になると自律神経も影響を受けるため、イライラしたり頭痛を感じたりするようにもなります。

つまり、ちょっとした不調が女性ホルモンの分泌バランスを崩し、その影響でまた体調が悪くなるというわけです。

 

そうならないためには、何よりもまず食生活・生活習慣を整えることが大切。

栄養バランスのよい食事と、規則正しい生活が何よりも重要です。規則正しく生活していれば、体はもともと持っている抵抗力や回復力を保ち続けられます。

少しずつたまった疲れやムリが、やがて体の不調に繋がってしまうんですね。

ホルモンバランスは急には整わないので、まずは生活習慣や食生活を見直し、少しでも良い状態にしていくことが、女性ホルモンによる体調の不良を防ぐことになりそうです。