女性らしい外見を作るのに役立つ女性ホルモンと、筋トレ。まったく関係ない話のようですが、実はそうではありません。

特に、筋トレとは無縁と思える50代・60代の女性にとって、筋トレする事には、多くのメリットがあります。

健康志向の男性だけがするものでは、ないんですよね。

更年期症状は、通常40代半ばから50代半ばに多くみられるものですが、昨今ではどんどん若年化しており、20代の人でも、更年期障害に似た症状を訴えることがあります。

環境ホルモンの影響や、ストレスの多い生活によるものと言われていますが、筋力がなさすぎるのも原因のひとつです。

50代・60代になれば、女性ホルモンの分泌バランスが崩れがちなものですが、若いころにしっかりと運動をしていて、50代になっても定期的に体を動かしている、という人は、更年期の症状が軽い傾向があります。

 

女性ホルモンが正常に分泌されなくなった体は、代わりに別のホルモンでバランスをとろうとします。

しかし、女性にはそもそも男性ホルモンも少ないし、運動をしないと成長ホルモンも分泌されにくいので、結局バランスが取れずにさまざまな症状が出てしまうのです。

女性ホルモンを増やすのも大事ですが、筋力トレーニングをすることで、成長ホルモンなどの分泌を促すことができます。

それにより、体の不調や老化を食い止めることができるのです。運動して代謝が上がれば、美肌効果も期待できますし、何より気分がいいものです。

筋肉量が増えると、同じ動きでも消費カロリーが増え、痩せやすくなります。関節痛や四十肩・五十肩も起きにくくなりますから、けがをしにくい身体を作ることにもなりますね。

 

ただ、ひとつ注意が必要なのは、やりすぎないことです。女性はなんでも頑張りすぎる傾向があります。若い男性がやるような、ハードな筋トレは必要ないですし、無理をするとどこかを傷めて、運動できなくなったりして本末転倒に。

一番良いのは、プロのインストラクターがいるジムなどで自分に合ったメニューを組んでもらうことですが、お金も時間もかかります。それが難しい場合は、スクワットや腕立て伏せなど、自宅でできる筋トレを少しずつ始めると良いと思います。

無理せずに、ほんの数回から。自信がついてきたら、回数を増やして。急いで何十回もやるよりも、じっくりと少ない回数行うほうが効果的です。